3合炊きを使用しているわがやですが、太郎が大きくになるにつれて炊く量や回数が増えてきたため、5合炊きを検討しています。
実際に家電量販店で下見に行ってみると、安いものは数千円代から高いもので10万円を超えるものまでと幅広く驚きました。
高いお金を払えば美味しいごはんが炊けるのはあたりまえですが、そんな余裕はありません。まあまあおいしく炊けてそこそこ保温ができればよいのですが、それでも種類豊富で簡単には選べません。
そこで私なりに炊飯器を選ぶポイントをまとめてみましたので、買い替えの予定がある方は参考にしてみてください。
炊き方の種類
炊き方には大きく3種類あります。
- マイコン式:炊飯器底部の電熱ヒーターでお釜を加熱すします。昔は殆どこの方式ですが、炊く量が多くなるにつれて加熱にムラができてしまう欠点があります。3合炊き以下であれば問題なくおいしく炊けるそうです。
- IH:IHヒーターでお釜全体を加熱するため、炊く量が多くても加熱にムラなく美味しく炊き上げることができます。
- 圧力IH:IHヒーターでお釜全体を加熱しさらに圧力をかけることで、一気にお米に熱を加えてIHのみに比べてふっくら(少しやわらかめ)炊き上げることが出来ます。
一見、圧力IHが一番おいしく炊けそうですが、これは完全に好みだと思います。圧力IHは少しべとつく印象をもたれる方もいるようです。
ちなみに我が家の好みは、夫婦で少し柔らかめな為、圧力IHが有力です。
圧力IHの欠点
- 値段が高い
通常のIHに比べて1.5倍から2倍してしまいます。 - 上蓋を洗うのが手間
上蓋に使われている部品が多く、通常のIHに比べたら手間になることがある。 - 耐久性に難あり
炊飯器の耐久性ってどれくらい望みますか?私の家では3合炊きのマイコンは10年位使っています。実家のはもともと白色だったのが黄ばんできています。
圧力IHは使われている部品が多かったり、パッキンなどは必ず消耗していきますので、圧力が抜けてしまったりと故障が発生する可能性は通常のIHやマイコンに比べれば高いそうです。
代表的なメーカー
炊飯器の代表的なメーカーは大きく7つのメーカーで構成されています。はっきりいって上位機種以外の性能の差は少ないのですが、上位機種の技術がよくないところに中位機種は作れませんので判断材料にはなります。
- 象印:圧力IHの先駆者。上位機種は「極め羽釜」が特徴的。
- タイガー:上位機種は土鍋を採用し他メーカーとは違う路線で勝負しているのが特徴。
- 東芝:「真空炊飯」という独自の路線。
- パナソニック:「スチーム炊き」という独自の路線。
- 三菱電機:スチームレスで大ヒットしたメーカー。炭釜で形がスタイリッシュ。
- シャープ:「直まぜ炊き」という独自の路線。
選ぶポイントとまとめ
3合炊きで十分という方は、マイコン式でも十分おいしく炊けます。
しかし、5合炊き以上となるとIHは必須です。
圧力を付けるかは好みの問題。
上位機種以外のラインナップにメーカーの差は少ない。
耐久性が高く長く使いたい方はマイコン式かIH(圧力無)。
美味しいお米を食べるためには金に糸目をつけない!という方は、それぞれ上位機種の「かまど」は特徴を持っていますので、かまどに注目して購入するべき。
もともと我が家では圧力IHの中位機種(3万円台)を検討していましたが、上蓋を洗う手間や耐久性を考えて、IH(圧力無)の中位機種(2万円台)に落ち着きそうです。