「きのう何食べた?」8巻からのレシピです。
バレンタインにココアパウダーをお客さんからもらったケンジ。
毎年バレンタインはお互いにチョコを買って贈り合っていたのですが、
今年は2人でもらったココアを使ってブラウニーを作ろうということに・・・。
シロさんがスイーツを作る場面は度々登場するのですが、
毎回、使用する砂糖の多さ、バターの多さに驚愕し、
罪悪感を覚えながらも粛々を材料を混ぜるシロさんが大好きです。
今回はケンジと一緒に作るというラブラブバージョン(笑)
ケンジに押し切られながらレシピ通りに作るシロさんがかわいいですよ。
さて、作りますね。
最初に告白しますと、、、、今回盛大に失敗しています(涙)
お昼寝明けのぼんやりした頭で、おやつ用意しなきゃ・・・とぼんやり取り組んだのが原因です。あと、レシピ通りに材料を用意しなかったのも、道具をそろえなかったことも・・・あぁ、失敗には原因がいっぱい。
はい。
お菓子作り初心者が一番大事なのは
レシピ通りに作ること。
ケンジも言ってます。シロさんも自覚しています。
まぁ、失敗といいつつ、それでもなんとか美味しい物ができましたので、紹介します。
<材料>
・ くるみ 70g
・ ホットケーキミックス 80g
・ ココア 25g
・ 砂糖 110g
・ バター 130g
・ 卵黄2個+卵白合わせて100g
・ ラムレーズン 100g
うちは子供が小さいので、苦みのあるクルミは「アーモンド」に置き換え。
ラムレーズンは普通の「レーズン」に置き換えました。
バターは有塩・無塩の指定がとくになかったので「無塩」のものを使用。
砂糖は優しい甘さになるので「きび砂糖」を使用しています。
最初にくるみ(アーモンド)をオーブンで焼いておきます。
160度で約10分。
私はアーモンドに置き換えたので、トースターで軽くでいいやと3分焼きました。スライスアーモンドってあっという間に焼けるんですね、すぐに香ばしく(むしろやや焦げている)でも良い匂い。
くるみ70gをアーモンド70gに置き換えたら、ものすごい大量だったので勝手に量を半量程度に減らしてます。(第二の失敗)
その間に材料を全て計量。
粉類はとりあえず別々の容器に入れておかなくてはいけないのに、なんと全て同じボールに入れてしまいました・・・(第一の失敗)
砂糖を入れる途中で気づき、悩みましたがこのまま続けます。
次に、バターをレンジで溶かします。そこへ通常ならココアパウダーを入れて混ぜる。
続いて砂糖も入れる。砂糖が解けたら卵黄&卵白も入れて混ぜる。
最後にホットケーキミックス。
この過程が全然順番守れなかったのですが、なんとかダマにもならずそれっぽい生地に。
同じ場面(嬉)
くるみの場合は刻んで入れますが、スライスアーモンドはパリパリですぐに割れるのでそのまま入れても問題なかったです。刻まない方が食感が残って良いと思います。
最後にレーズンを混ぜます。
家にあった普通のレーズンを使いました。ラム酒に漬け込むとラムレーズンになりますよ。
これもレシピ通りだとすごい大量なので、不安になって半量に減らしてます。(第三の失敗)
最後に大重要事項です!
ここまで作っておきながら、我が家にはブラウニーを焼く「型」が無いんです!
どうにかなるかなと、適当に考えていたんですが、
ケーキ型では小さすぎて、四角いバットだとオーブンに入りきらなくて。
結果、考えたのが、
オーブンシートで箱を作ったらいいんじゃないかと(第四の失敗)
シートの端を折って、四角い型っぽくしてます。柔いです。
冷静に考えるとうまくいくわけないですよね。何を考えていたんだ、過去の私。
入れた時点では生地がもったりしてるので、ペーパー内にうまくとどまっています。
これをオーブン160度で30~40分焼きます。
・
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焼き上がり。
ドーン
四角い型に入れたのに、何故かまんまるに!
我が家はちゃんとしたオーブンではなく、オーブンレンジなので回転する丸テーブルに型を乗せて焼くんですね。最初はもったりと留まっていた生地が、オーブンにいれた瞬間に溶けだし、オーブンシートの枠を軽々乗り越えて、回転テーブルいっぱいに広がり・・・結果、丸く焼けました。
でも、まぁ見た目はなんとかいい感じに。
味は、ココアパウダーと砂糖の生地なので、そこまで甘すぎず遠くにほろ苦さを感じます。ラムレーズンを入れなくてもいいんじゃないかとシロさんは言っていましたが(値段が高いからね)入れた方が断然美味しい!普通のレーズンでも入れた方が絶対美味しいです!。
私は勝手にアーモンドとレーズンの量を半分にしてしまったんですが、レシピ通り大量に混ぜ込んだ方が、食べごたえがあって断然美味しかったと後悔しています。
思いがけず円形に広がってしまったブラウニーでしたが、端の方はカリッと香ばしく、真ん中部分はふんわりしっとりして、1度で2度美味しいと家族には好評でした(みんな優しいね)。
レーズンとかくるみとか。
こんなに入れるの!?と不安になるかと思いますが
是非是非、レシピ通りの分量で作ってみてくださいね。
☆8巻にはシロさんとケンジの京都旅行のお話も収録。ブラウニーを乗せている食器はこのときのプレゼントなんです。珍しくとても優しいシロさんにケンジが不安がるシーンが大好きです。
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