野菜が高いです!今年は鍋も数えるほどしかやってないし!
いつまでこの値段が続くのか先が見えないので、
スーパーに買い出しに行くたびに気分が萎えますね。
そんな中、スーパー側も力を入れているのが「きのこ」コーナー。
「きのこでかさ増し作戦」を推奨してくれてます。
そんな昨今ですが、近所のママ友が意外と使っていないのが
今回紹介する「ひらたけ」。
知らないなんてもったいない!1回使ったらトリコになりますよ!
「ひらたけ」とは?
とある図鑑によると日本で最も生産されている超メジャーなきのこ類だそう。しかし、私は1年前まで一切ひらたけとの接点はなく、購入するきのこは決まって「しめじ」か「えのき」という生活でした。スーパーでも大量に置いているのはまれで、しめじ、えのき、しいたけ、えりんぎに押され気味に隅っこにあったりします。
そんな「ひらたけ」とのファーストコンタクトは、スーパーでの試食でした。ひらたけとベーコンを塩コショウで炒めただけの超お手軽メニューだったんですが、なんとも言えないコクと風味!バターは入れてないのに、バターの味がする(・・・気がする)。それからはもう、とりつかれたようにキノコといえば「ひらたけ」の生活です。
あ、そういえば。子供のころに読んだ今昔物語の1つに「きのこ」が出てくる話がありました。崖からうっかり落ちてしまった人が、助けてくれる人に大きなカゴを降ろすように指示。いざ引き上げてみるとカゴいっぱいのキノコが。崖から落ちたものの、周りは美味しそうなきのこがたくさん、せっかくだから全部取っていこう・・・みたいな話(超絶ざっくり)。幼心に「どんなに美味しいきのこなんだろう・・・」と妄想したものですが、今になって判明、それが「ひらたけ」なのです。
そう、日本では古代から美味しいキノコとして重宝されてきたんですよ。
「ひらたけ」のメリット
1.安定の低価格
キノコ類全般に言えることですが、年間を通して価格がほぼ一定。急激な値上がりも値下がりもほぼないので、安心です。我が家の最寄りスーパーでは100g約100円。1パック200円前後で売られています。相場は他でもだいたいこれくらいかと思われます。
2.冷凍保存ができる
これもキノコ類全般に言えることですが、小房に分けて保存バックに入れて冷凍保存ができます。買ってきてすぐにこの作業をしておけば、使いたいときにさっと使えてとっても便利です。
3.可食部が多い
キノコ類でもしめじやエノキは根元部分を結構ざっくり切って捨てちゃうイメージがあります。しかしひらたけは根元ギリギリまでやわらかい軸なので、捨てる部分が少なくて済みます。
根元の硬いとこ少し捨てるだけ、物によっては捨てるとこなくてもいいくらい。しかも手で簡単に縦横に裂けるので、包丁なしでも下準備が可能!ずぼらな私にぴったりです。
4.汎用性が高い
癖がなく歯ごたえも優しいので、炒め物から鍋物、炊き込みご飯まで何にでも使いやすいです。
私自身、舞茸やシメジは独特の風味がちょっと苦手なのですが、ひらたけはそういったのが一切ありません。でも料理にちょっと追加していれると、ちゃんとコクがでてさらに美味しくなるのが不思議。しかも柔らかく噛み切りやすいので、子供たちも食べやすくて大好き。我が家では豚汁や鍋物に入れるのが定番ですが、本当に何の料理にも合いそうです。
まとめ
ちょっと調べてみたら「ひらたけ」って結構メジャーで、知らないのは地域性?私の周りだけ?というくらい普通に売られていました(笑)ただ、売り場スペースが他のキノコより狭いのは事実。個人的には椎茸にひけをとらないくらい使いやすいので、もっとキノコ類の中で地位向上してくれたらいいなと思ってます。