「はらぺこあおむし」の絵本で有名なエリック・カール。
鮮やかな色彩と独特の画風がとても魅力的ですよね。
色をつけた紙を切って貼りつけるコラージュの手法で作られているようです。
絵本は40作品以上出版されているのですが、
その中でも個人的にオススメの作品を選んでみました。
「はらぺこあおむし」
あおむしが卵から産まれて、いろんなものを食べながらやがてちょうちょになるお話。
我が家には出産祝いでもらったものが2冊もあります。
普通の絵本と、お出かけ用のミニサイズ。
この本をきっかけにエリック・カールが好きになりました。
子供も大好きでこれまでに何十回も読みました。
今はTシャツや小物などのグッズもたくさん販売されていますよね。
この本、小さい子供に購入される場合は断然「お出かけ用ミニサイズ」をオススメします。
あおむしがいろんなものを食べる場面で、
食べたところが丸い穴になっている仕掛け絵本になっているんですが、
子供がこの穴に指をつっこむつっこむ。
お出かけ用ならページが分厚いので、指突っ込んでも破れません!
「10このちいさな おもちゃのあひる」
表紙がかわいくて私は大好きなんですが、うちの子にはやや不評(苦笑)。
工場でつくられたおもちゃのアヒルが船で輸送中に海に落ち、
波に揺られながら、いろいろな動物に出会うというお話。
アヒルがかわいいんです。
出てくる動物たちもかわいらしい。
主人公がおもちゃのアヒルなので、基本は海流に流されるままですが、
絵本の最後にちょっとした楽しい仕掛けが。
うちの子はその仕掛けばかり遊ぶので、ほとんど読んでいません・・・。
「ホットケーキできあがり!」
「白くまちゃんのホットケーキ」みたいに、
混ぜて、焼いて、食べる!っていう簡単料理の絵本かと思いきや、
なんと麦を刈り取るところからの作業でした。重労働。
「麦を刈って小麦粉にして」とか「牛乳を搾ってバターを作って」とか
結構な労働を息子に気軽にやらせてるママがすごいです。
そしてパンケーキ食べたいがために素直に従う息子。
エリック・カールの絵本で人がメインの本て少ない気がするので少し新鮮です。
「しろくまくん なにが きこえる?」
いろんな動物がダイナミックに描かれている、ストーリーよりも見た目重視の絵本。
見開きにドーンと大きく動物が出てくるので、それだけで子供は喜びます。
鳴きまねも一緒にしたりして、楽しく読める1冊です。
動物たちが全部かっこよくて好きです。
「ちいさな くも」
ちいさな雲が自分の好きなものに形を変えるお話。
ほとんどのページが青い空と白い雲だけなんですが、
とてもきれいで眺めていてほっこりします。
あと、子供って「へんしん!」ていうフレーズ大好きですよね。
一緒になって読んでくれます。
雲が変身したウサギが、微妙すぎてツボです。
「ゆめの ゆき」
おじいさんと、おじいさんが飼っている家畜のクリスマスのお話。
表紙がサンタクロースっぽいですが、サンタさんではないです。主人公のおじいさんです。
おじいさんが居眠り中に夢を見るのですが、
雪がつもったところが仕掛け絵本になっていて・・・
めくると、家畜たちが現れる仕組み。
あ、このページはおじいさんだった。
何が出てくるかな?って一緒に遊びながら読めます。
絵本の最後には音が鳴る楽しい仕掛けも。
クリスマスの話なのでプレゼントにもいいかもしれませんね。
おじいさんが作中で食べているミントティーとはちみつパンが美味しそうです。