食欲の秋にぴったりの本ということで
「ときどき旅に出るカフェ」という本を教えてもらいました。
あらすじはというと、
主人公があるカフェの虜になり通いつめるお話(超ざっくり)
そのカフェのテーマというのが
「旅先で出会った美味しいものをメニューで出す」というもので、
世界各国の聞いたことのない食べ物やドリンクが紹介されています。
美味しそうな描写ももちろんですが、
その食べ物の歴史的背景なんかも説明されているので、
ちょっと物知りになった気分☆
実際に食べてみたいメニューばかりなんですが、
結構手の込んだものも多くて、、、
いちばんお手軽にできそうなレモンティーにチャレンジしてみました。
このお話に出てくるレモンティー、
香港で「凍檸茶(ドンレンチャ)」と呼ばれていて。
日本のレモンティーでは考えられないほど大量にレモンが入っているのがポイント。主人公が「日本のレモンティーと全然違うね!」と驚くほどです。
確かに、日本でレモンティー注文しても、薄切りスライス一枚ペラッとついてくるだけ。ぎゅんぎゅんに潰さないとレモンの風味が出なかったりしますよね。
チャレンジしてみました!ってほど大袈裟なものでもないんですけど、
作り方を紹介していきますね。
- レモンを薄切りにする。1/2個分くらいたっぷり。国産で皮まで食べられるレモンを使用すると安心です。
- グラスにたっぷりの氷と濃いめに入れた紅茶を注いだら、あとは大量のレモンを投入。
- 好みでガムシロップを入れて完成!
紅茶の琥珀色にレモンの黄色が映えますね。
見ているだけで涼やかです、ありそうだけど見たことなかった飲み物だ。
作中では市販のアイスティーですが、無糖のものが手近になかったのでティーバックで入れました。氷で薄まるので濃いめに入れてください。あと、作中のようにミントの葉を乗せるとより爽やかでいい感じに。
見て下さい。ぎっしり。
飲み方は、
「レモンをストローで丁寧に潰して、好みでガムシロを入れる」
作中では砂糖と水だけで作った自家製のガムシロを使用していましたが、
そんなものはないので、某ファストフード店でもらった余りのガムシロを。
(店主さんから「安い甘味料」と言われてしまう・・・)
さて、お味の方は・・・まずはガムシロなしで。
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「酸っぱっ!」(>ж<;)
まぁそうなりますよね。レモンとストレートティーだけだもん。
作中で主人公も「酸っぱ(>ж<;)」ってなってましたw
でも本物のレモン果汁が大量に混ざったティーの酸っぱさはそこまで嫌ではない。皮から漂うフレッシュさがストローで飲むときにも感じられて、非常に上質なレモンティーの雰囲気がします。
次はガムシロを入れます。たくさん入れるのがオススメとのことなので(そういえば海外のアイスティーって激甘いのが多いですよね)、某ファストフード店Mのガムシロを2つ投入。
「ほどよく甘酸っぱい」
レモンの酸味も味わいたいなら甘すぎないのがベストかなぁ。
甘みが強すぎるとレモネードになってしまいそうです。
感想
やっぱり生のレモンをふんだんに使うと全然違う!
レモンが安かった時とか、お友達をお招きするときに是非作ってみたいと思える、贅沢レモンティーでした。飲みごたえもかなりありますw
小説の方もすごく面白いのでオススメです。カフェやりたいなぁってぼんやり妄想したことがある人は、思わず感情移入してしまうかも。知らないお料理や国のこと、豆知識も満載なところも読みごたえありますよー。あと最後のどんでん返し!
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ちなみに撮影に使ったグラス、後ろはこんなんなってます。
「知多」!?
ウィスキーのおまけでしょうかw
こんなグラスに入れてもオシャレに仕上がりました~。