子供の習い事、どうしてますか?
我が家の場合、息子が楽しそうだったという理由で英語教室に通っています。親としても早くから英語に馴染んでほしいという希望がありましたし。
このまま中学・高校まで英語は続けたいと思っていた矢先、
「英語、もうやめたい」との申し出が。
せっかく2年も続けてきたので、やめるのは正直もったいない。
しかも理由が「行くのがめんどくさい」とのこと・・・。
そこで自宅で勉強するのはどうかと提案し、
今話題のDMMキッズ英話の体験レッスンを申し込みました。
DMMキッズ英語とは?
「DMM英会話」というのは、CMがたくさん流れているので、名前だけでも聞いたことはあると思います。
オンラインで世界中にいる講師から英会話レッスンが受けれられるというサービス。月額制で毎日好きな時間に25分のレッスンが受けられるので、英会話スクールに通うより断然お得で効率的です。テキストもWEB上のものを使えるから費用はかからないし、自分の英語レベルにあったものを選択できるのもポイント高いです。
このDMMが子供用に展開しているのが「キッズ英語」。基本的には同じサービスで、キッズ向けの講師から選択できます。25分のレッスン初回2回が無料になるので、さっそく登録してみました。
DMM英会話の公式ページはこちら↓
DMM英会話|世界とつながるオンライン英会話
息子の英語レベル
幼稚園の年中から2年間、英語教室に通っています。
身の回りの名詞や動作の単語、数字なんかは結構知っている様子。
だいたい100語位かな。数えたことないけど。
単語は喋れるけど、文章は無理という感じ。
これまでは日本人女性の先生だったので、ネイティブの方との会話経験は浅いです。
パソコンやタブレットの操作は、少し不安があるので、
レッスン中は脇で待機してその都度サポートしてチャレンジしました。
我が家的、英語学習の選ぶポイント
ところで、みなさん何に重点を置いて英語学習を選んでいますか?
いろいろあると思いますが、我が家は以下の3点です。
①英語を聞き取れる耳を作れる
②自分の考えをはっきり伝えられるようになる
③学校以外の友達を作れる
英語を話せるようになるのも大事ですが、それ以外のポイントも重視して英語教室を選びました。しかし、通学が嫌だというので③はもうこの際無視です。
ライティングよりもヒアリングや会話力を重視したいので、タブレット学習は検討しませんでした。
実際のレッスン
・全体の流れ
①まずは登録です。メールアドレスだけで可能。
②レッスンを受けたい時間帯から、空いている講師を検索し予約します。
キッズ向けのマークがついていて、評価の星がなるべく多い方を選択します。
子供と一緒に画面をみながら、フィリピン在住の優しそうな女性を選びました。
③レッスン時間が近づくとメールがきます。開始までに学びたい教材を選んでおきます。オールイングリッシュのレッスンになるので、実力よりも優しめの教材を選びました。
④レッスン開始。
最初は先生の簡単な自己紹介。こちらも名前や年齢などを聞かれました。緊張して固まっていた子供ですが、少しづつ慣れて大きな声で返事ができるように。
先生はゆっくりはっきりと喋ってくれるし、分からなくて沈黙してしまっても何度も言い方を変えて話してくれ、チャットも活用しながら伝えてくれたので、なかなか丁寧だと感じました。
テキストはオンラインですが不自由さを感じることはありませんでした。最初は問題を聞き取れず何も動けなかった子供ですが、先生がこちらの画面を操作しつつ進められるので「先生の言った動物をクリックする」「続けて単語を発音する」などの指示をちゃんと理解し正解していました。
⑤レッスン終了。
・感想
私は子供の隣に座って、分からないことを言われた時はサポートしようとスタンバっていましたが、ほとんど出番はなく、子供だけでレッスンを乗り切れたように思います。(パソコンのスクロールとかだけ手伝いました)
外国の先生、しかも英語のみ、というレッスンは初めてだったのですが、意外と子供は臆することなく堂々と対応できていました。
先生の質に関しても、バイト感覚でテキトーにやってる人ではないかと疑っていたんですが、きちんと親身になってくれ、分かってなさそうな所は何度も繰り返し教えてくれます。ちゃんと研修を受けた先生だなと安心してお任せできる印象です。
メリット
■家で好きな時間にできる。通学の手間がない。
慣れれば子供一人で予約もできるので、送り迎えの負担がぐっと減りそう。
■月の利用料が定額なので、毎日やればかなりお得。
週1回の授業にやる気なく行くことを考えれば、毎日と言わず週3日でもDMM やってくれた方が身に付きそう。
■先生や教材を自分で選べる。
その時の気分で先生や教材が選べるのが子供は楽しそう。ただ、同じ先生と毎日はなかなか難しそうです。
■外国の方と実際に会話ができる。普段あまりできない体験。
ネイティブな英語を聞く耳や、英語で受け答えすることで自信が付きそうです。
デメリット
■分からないところが分からないままになりやすい。
発音の間違いや、分かってなさそうな所は先生からちゃんと指摘が入りますが、次回も同じ先生が担当とは限らないので、結局そのままになってしまいそう。
■予習&復習が特に大事。
上記の理由から、レッスン前の予習とレッスン後の復習の必要性をすごく感じます。これをしないとまったくレッスンの意味がないんじゃないかと。
■ゲームとかリズムに乗って英語する訳ではない。
通学型の英語と一番大きく違うのは「お遊びの要素」が少ないこと。教室だとリズムに乗って「This is ○○ ~♪」とか、英語カードを取る競争なんかもあるんですが、そういうのは全くないです。
■継続してやらせようと思うと親がしんどい。
子供が飽きてやらなくなったりすると、やらせなきゃと思って自分がしんどい思いをするのが目に見えています。
学習効果
外国の先生ということで不安もありますが、親のサポートがあって予習復習もすればすごく英語が伸びそうな感じはします。積極的にしゃべる子だったり、英語すごいやりたい子には向いていそう。
我が家の息子は、自分から喋ったり、質問したりがなかなかできないので、少し難を感じました。あと、分からないことがあってもとりあえず「yes」「OK」って言えば、そのまま授業も進んでしまうんですよね。うちの子にはちょっとまだレベルが高かったかなぁ。
まとめ
結果として息子は、DMMではなく英語教室に通い続ける方を選択しました。
理由としては、「英語学習の頻度が少ない方がいい」ということです。
ほぼ毎日25分やるよりは、週1回60分の授業を選んだわけですね。
うーん、なんというか消極的な選び方。
でも親としてもDMMはもうちょっと大きくなってからかな、という印象だったので、良かったです。
今回の検証で分かったこと。
英語学習で大事なのは、通学か在宅かではなく
「子供の学習意欲」。
まぁ、これはある程度予想していたことではありますが・・・。
本人のやる気がなければ、どれだけ続けても身に付かないです。
息子の場合、幸いにも最近英検ジュニアに合格したことで、
英語に対する気持ちも少し上向いてきました。
また我が家の場合、内向的な息子の「人間関係作りの場」としても英語教室を考えていたので、通学でよかったという気持ちもあります。
ただ、DMM自体は結構楽しかったみたいで、「外国人と一人で喋れた」という自信にはつながったと思います。もう少し大きくなって英語を頑張りたいと思ったときには、また検討してもいいかなと思いました。
そして、子供の授業を見ていたら親の方がDMMやりたくなってしまい・・・
なんて言うんですかね、海外旅行に行った気分になれそうで(笑)
近々私もDMM英会話デビューするかもしれません。