娘の臍ヘルニア治療

娘が臍ヘルニアと診断されたのは生まれてすぐのことでした。

娘「オギャー」

助産師「おめでとうございます。あー、臍ヘルニアですね」

私「えっ ヘルニア…」

生まれてホッとしたのも束の間、

なんだかわからない病名を言われて

分娩台の上であらわな姿のままオロオロしたのを覚えています。

助産師「こんなの奇形のうちに入らないから~」

え!?き、奇形なんですか!?

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臍ヘルニアとは何なのか

母親の胎内にいるとき、赤ちゃんはへその緒から栄養をもらっています。そして産まれるとへその緒が不要になり、栄養をもらっていた穴も自然に閉じていくのが普通です。その穴が何らかの原因で閉じることができず、腹圧で腸が飛び出して皮膚が伸びお臍が大きくなってしまうというのが臍ヘルニアです。(下図参照)

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……って文字で書くと大げさな病気に思えますけど(腸が飛び出るって)、お腹の筋肉の成長によって、ほとんどが1歳位までに自然治癒するそうです。症状が現れるのは、うちの娘のように生まれつきの場合もあれば、1ヶ月程してから大きくなってくる場合もあるそう。大きいとピンポン玉位にまでなるそうで、見た目は結構悲惨ですが、健康にはなんら問題ありません。妊娠中の過ごし方とか遺伝の問題でなるわけでもないみたいなので、もし自分の子が臍ヘルニアでもショックを受けないでくださいね♪

昔は放っておいても治るので自然治癒が一般的だったのですが、近年は圧迫療法が効果があると認められたため早めに処置することも多くなってきたそうです。うちは産婦人科の先生の勧めもあり、治療することに決めました。

治療の流れ

①受診

まずは産婦人科の先生が勧めてくれた病院の小児科へ。そこから小児外科の受診を勧められました。なんでも臍ヘルニア治療で有名な先生が小児外科にいるらしいんです。診てもらった結果、うちの子のヘルニアは「大きい方」だそうで、そのままでも治るけど皮が伸びたりしておへそが大きくなる可能性も高いとのこと。女の子だし、年頃になったときおへそごときで悩ませたくなかったので、治療を決めました。

②費用

診察や施術料は乳児医療証があるので無料で済みましたが、施術で使用する材料費は自己負担でした。使用したのはこの3点。

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綿球・防水フィルム・テープ、総額1000円ちょっとでした。

防水フィルムは3枚しか入っていないのでその後何回か買い足すことに。

結局かかったお金は総額5000円くらいでしょうか。

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施術後がこんな感じ。

ガーゼで巻いた綿球をぐっと押し込んでテープで固定。

その上から更に防水テープをベッタリ貼ります。

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③治療の経過

■1~4回目・・・泣いたりいきんだりするとおへそが直径2センチ位ポコッと盛り上がります。テープを剥がした直後はおへそがへこんでいますが、通常はへこみのない平らなおへそです。4回やったところで特に効果は感じられず。

便秘でいきむのも腹圧が高くなっておへそが出やすくなるので、綿棒浣腸やマッサージでお通じを良くしていました。

■5~8回目・・・7回目の時、綿球を外したらびっくりするほどへそのゴマがついてきた!おへそがへこんでくると垢も溜まりやすいので、へこんできた良い証拠らしいです。我が子のものとはいえ、びっくりする臭さでした(くせになる臭いで2度嗅ぎました)。泣いたりしても膨らみが目に見えて小さくなっているのがわかります。あと一息!

■9~12回目・・・12回で終わる予定だったのですが、まだ穴が閉じきっていないのと、生後6ヶ月でまだ圧迫療法の効果が望める時期だったのでもう少し続けることに。おへそは普通の大きさで、大泣きしてもそんなに目立って膨れることはありません。でも先生曰く「まだちょっとポコポコするね」とのこと。

■13~16回目・・・暑くなってきたせいか、お腹のテープで皮膚がかぶれてしまいました。かぶれた場合は1週間貼らずに過ごし、かぶれが収まってから再開します。お薬も処方されました。これは保険適用なので無料。

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お腹を痒そうにしてると可哀想でしたが、せっかく続けてきたのであとちょっと頑張ろうねと励ましながら通院。無事に終了♪

やってはいけないこと

ネットで調べてみるといろんな意見や民間療法が出てきますが、中には素人がやると危険なことも。たかが「でべそ」ですが間違った方法でこじらせると、深刻な事態になることも!?

■コインで圧迫はNG

昔は10円玉とかをテープで貼っていたそうですが、衛生的に悪いですし、かぶれる恐れもあります。第一しっかり圧迫できないので、効果が期待できません。祖母・祖父から勧められても断りましょう。

■自分で圧迫療法はNG

お医者さんがやっていると簡単そうに見えますが、実は少々コツがいるそうです。うまく腸を押し込めないまま圧迫すると、最悪の場合腸の一部が壊死してしまうことも。ネットでは「自分でやりました」というブログも見受けられましたが、子供のことを考えるなら病院にかかるか、そのままほおっておくかにしましょう。

まとめ

生後2ヶ月から始めた圧迫療法ですが、約5ヶ月続けても結局お腹の穴は塞ぎきらず消化不良気味で治療を終えることとなりました。しかし、今後また腸が飛び出しておへそが大きくなることはないそうで、あとは自然に筋肉の発達を待つだけです。

親族からは「でべそで病院にかかるなんて…」という声もありましたし、毎週上の子を連れて病院へ通うのも大変でしたが、数年後におへそが大きいと悩むよりは治療して良かったと思っています。おへその皮が伸びる前に治療を始めたので、無事に普通サイズのおへそになりました。

娘ちゃん、これで安心してビキニが着れるね☆

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